賃貸契約書のひな形は無料でダウンロードする方法
いざ賃貸契約書を作る担当になった方は、どうやって賃貸契約書を作ろうか戸惑うかもしれません。
しかし大丈夫です。というのも、賃貸契約書のテンプレートがダウンロードできるからです!
しかも無料でダウンロードできます。
賃貸契約書は、その名の通り賃貸契約をする時に必要になる書類です。
契約はほぼ必須と考えたほうがいいでしょう。
とはいうものの、初めて賃貸契約書を目にすると、パっとみた感じでは何のことを明記しているかちんぷんかんぷんかもしれません…。
賃貸契約書はそもそも何の目的で作成するかというと、賃貸契約をした後に何かトラブルが起った時、円滑に対処できるようにするためです。
もっといえば、賃貸契約書がなければ契約後のトラブルに対処できないことがあるんですす…。
それでは不便ですから、念のため賃貸契約書を締結しておこうよということです。
賃貸契約書のひな形エクセル版を無料でダウンロードしたい
賃貸契約書を作成する時は、インターネットから賃貸契約書のひな形をもってきて使うとスムーズに作成できます。
たとえ賃貸契約書を見たことも作ったことがなくても、ひな形を使えば時短できるでしょう。
インターネットで「賃貸契約書 ひな形」や「賃貸契約書 ダウンロード」と調べれば、無料で使える賃貸契約書のひな形ができます。
ひな形の形式はワードやエクセルのこともあれば、pdfバージョンやエクセル版のこともあります。
使いやすい形式を扱っているサイトを選ぶといいでしょう。
個人的に、使いやすくておすすめなサイトにビズオーシャンというサイトがあります。
こちらでも無料で賃貸契約書のひな形を配布していますから、ダウンロードして使えます。
賃貸契約書の書式例を確認してみよう
賃貸契約書を初めて作成するなら、書式例も事前に確認しておくといいでしょう。
そもそも賃貸契約書とは、物件を貸す側と借りる側の契約です。
賃料を支払うのはもちろん借主です。ただ、無料で借りられる
契約もあります。その場合は賃貸契約ではなく使用貸借です。
賃料はかかりませんが、万が一のトラブルに備え、金銭が発生しない使用貸借でも契約書は必要なんです!
無料で貸し出していても、相手がその物件の一部を破損してしまった場合など、どちらが修繕費を負担するかなどトラブルが生じてきます。
そういった万が一のトラブルに備えて取り決めを決めておくため、契約書があります。
賃貸契約書の書式例についてですが、簡単にご説明すると以下のような項目を含めて作成します。
- 物件情報
- 設備等
- 残置物
- 契約期間
- 家賃/敷金/礼金
- 貸主情報
- 管理者情報
- 解約
- 違約金
上記のような項目は、単純にマンションやアパート、ビルの一室など建物の一部を借りるにあたり、賃貸契約書を交わす時に用いられます。
賃貸契約書の印紙代の金額が知りたい
普通、契約書と呼ばれる書類には印紙が必要です。
賃貸契約書も契約書とつきますから、印紙代が必要なのでしょうか?
実は、賃貸契約書については印紙の有無が少しややこしいんです。
というのも、建物の賃貸契約書については基本的に収入印紙が不要です。
収入印紙はそもそも何かというと、契約書類など何か文書を正式に交わす時にかかる税金のことです。
税金ですから、もし払い過ぎていた場合は、申請することで戻ってきます。
賃貸契約書は課税対象にはならないことが、国税庁のホームページにも明記されています。
だから収入印紙代について調べるのは不要でしょう。
使用貸借についても印紙代は不要です。
ただ、土地の賃貸契約書が別にありますが、こちらの場合は印紙代が必要です。
10万以上で50万円以下の金額であれば、印紙代の金額は400円程度で済みます。
賃貸契約書の書き方の例文をみてみる
賃貸契約書をいざ作ろう!と思っても、実際の賃貸契約書にどんな内容が記載されているか知らなければ、イメージがわかないのではないでしょうか。
まずは賃貸契約書の例文や記入例をみてみれば、イメージがわきやすく、作成しやすいでしょう。
賃貸契約書の前文では、「株式会社~と、株式会社~は、以下のとおり建物賃貸借契約を締結すると始まります。
そして次には、
(物件の表示)
第1条 甲は、乙に対し、下記の建物部分を賃貸し、乙はこれを賃借する。
と明記されています。
その下には物件の基本情報について箇条書きで示します。
- 所在地
- 部屋番号
- 種類(事務所や部屋など)
- 構造
- 床面積
- ビルの名称
その下にも文言があり、最後に銀行の基本情報を明記します。
- 銀行名
- 口座種類
- 口座番号
- 口座名義人
こちらの銀行口座は、貸借する側の口座番号です。こちらの口座から賃料が引き落としされるのです。