設定方法
パソコンを立ち上げたとき、何もせずとも起動するプログラムのことを「スタートアッププログラム」といいます。
これを設定すれば、例えば、パソコンを起動してすぐにEXCELを開いたりGoogle Chromeを開いたりといったことができます。
また逆に、勝手に立ち上がって迷惑なソフトも設定することで立ち上がらなくなります。
簡易的な設定方法としては、それぞれのソフトウェアの設定で
・スタートアップに設定する
・Windows起動時に起動する
といった設定があれば、お好みに応じてON/OFFしておきましょう。
スタートアップフォルダの場所・表示方法
上記以外の方法で、さまざまなソフトウェアをまとめて起動したい時などには、以下の方法でスタートアップを設定することができます。
- エクスプローラーを起動しましょう。
画面左下のwindowsマークをクリックしてスタートメニューを表示します。
左側にあるドキュメントをクリックするとエクスプローラーが起動します。 - 左側のメニューにある「PC」をクリックしましょう。
- 右側の表示の中で「C:」と書いているドライブをダブルクリックしましょう。
ドライブの名称は「ローカルディスク」などとなっていることが多いですが、それ以外の場合でも問題ありません。 - 「ユーザー」→「ユーザー名」→「AppData」→「Roaming」→「Microsoft」→「Windows」→「スタートメニュー」→「プログラム」→「スタートアップ」の順でダブルクリックして開いていきましょう。
- こちらのフォルダーにスタートアップに設定したいプログラムのショートカットをコピペすれば、次回の起動時にプログラムが自動で起動します。
無効にしていいもの
スタートアップに登録されているソフトの中には、不要なものも一部紛れ込むことがあります。
国内メーカーのパソコンだと、横に出てくるサイドバーなどが不要に感じる人もいるかもしれません。
基本的に、プログラムの名称に「ツールバー」などと書いているものに関しては削除しても問題ありません。
逆に、英語で書かれている、作成者がMicrosoftである、といったものに関しては
多少の知識がない限り触らない方が無難でしょう。
間違って削除してしまった場合でも直ちに問題が発生するということは少ないですが、中には重要なものもありますので、スタートアップの設定を変更するときは注意しつつ実行しましょう。
アプリ追加・削除・登録方法
前述の方法のほかにも、コマンドプロンプトを使ってスタートアップに追加する方法があります。
- 「ここに入力して検索」のところに「cmd」と打ち込んでエンターキーを押しましょう。コマンドプロンプトが表示されます。
- 「start "" shell:startup」と打ち込んでエンターキーを押しましょう。スタートアップフォルダが表示されるので、こちらにショートカットを追加すれば完了です。
タスクマネージャーで確認する方法
画面下のタスクバーを右クリックして、「タスクマネージャー」を起動しましょう。
左下の「詳細」をクリックし、上の方に出てくる「スタートアップ」をクリックすると
現在スタートアップに登録されているプログラムの一覧が表示されます。
この中に不要なものがあれば右クリックして「無効化」をクリックすると、スタートアップを止めることができます。
さまざまなスタートアップが表示されると思いますので、どれが必要か不要かの判断は
インターネットで検索されることをお勧めします。