相続関係説明図の雛形（ひな形）エクセル版をダウンロードするには
相続の手続きが必要になった時、相続関係説明図を法務局に提出しなければ
ならない場合があります。
しかし、初めて相続問題に携わる方は、どのように相続関係説明図を作ったらいいか戸惑うはずです。
そもそも相続関係説明図とは何かというと、簡単にいえば家系図のようなものなんです。
遺産を残して亡くなった方の財産を、誰が相続するかをその家族関係を図に示したものです。
相続関係説明図を作るのは難しそうだな…と感じるかもしれません。しかし大丈夫です！
相続関係説明図の雛形がきちんと用意されているから。
相続関係説明図にはテンプレートがあるため、初めて相続関係説明図を書く時でも問題ありません。
テンプレートを使えば、専門家でなくても簡単に作れるでしょう。
相続関係説明図の書式や記載例をダウンロードしてみる
相続関係説明図があることで、亡くなった人の遺産を誰が法的に引き継ぐことができるか透明化されます。イラストにしたものだからとてもわかりやすいのです。
遺産相続に関係しているすべての人が家系図のように描かれています。
名前や被相続人との関係性についても記載してあります。
そのため、相続関係説明図を見れば誰がどのような関係で、相続の権利は誰が持っているか明確にわかるのです！
書式や記載例についてはインターネットでも公開されているため、初めて作る場合には参考にするといいでしょう。ダウンロードしておくといいです。
ちなみに初歩的な知識として、下記の情報はおさえておきたいです。
相続人についての情報も書くのですが、その時は相続人の名前だけでなく、
- 住所
- 誕生日
- 被相続人との続柄
も書き加えます。
被相続人についての情報も記載します。
- 氏名
- 死亡日
- 住所
相続関係説明図の様式を法務局からダウンロードする方法
相続関係説明図のテンプレートを無料で配布しているサイトは複数あります。
相続関係説明図が大きく関係しているのは法務局ですから、法務局のホームページでも相続関係説明図の様式がダウンロードできるでしょう。
それだけでなく、相続関係説明図の記載例も確認できます。
相続関係説明図が必要になるのは、相続登記や預金などを解約する時です。
相続した不動産の名義変更をする手続きを、特に「相続登記」と呼びます。
相続登記をする際に、法務局に提出するといい書類の一つに、相続関係説明図があるんです！
ただ、必ずしも法務局に相続関係説明図を提出する義務はありません。
必須ではないのです。
作っておいたほうがより良いというだけです。
相続関係説明図がなくても戸籍謄本があれば、相続人が正式に誰かがわかるので、必ずしも必要ないんです。
離婚や養子の時の決まり
被相続人が過去に離婚した場合や、養子をとっている場合、相続関係はどうなるのか複雑になるでしょう。
また、そのような複雑な家族関係では、どの様式を使って相続関係説明図を作ればいいのかご不明ではないでしょうか。
そんな時は、一番いいのは法務局へ問い合わせてみることです。
そうすれば、あなたの家族関係にあった様式を教えてもらえます。
また、法務局のホームページでも、家族構成のさまざまなパターンにあった様式を紹介し、配布しています。
被相続人の養子だった場合も、法定では正式な家族と認められていますから相続する権利があります。
また、離婚して今は家族ではない元配偶者やその子供なども、相続関係に入ってくることがあります。
必ずしも、現在血のつながった家族だけが相続対象になるわけではないのです。
無料のワードのテンプレートを使う作り方
相続関係説明図は、被相続人の遺産を相続するのが誰かを特定するのに役立ちます。
ですから、作成が義務でないにしても、できれば作成しておくほうがいいと思います。
作成は最初は難しく感じるかもしれませんが、無料のワードのテンプレートを使う方法もあります。
インターネットで探せば、相続関係説明図の雛形を無料のワード版で提供しているサイトがあります。テンプレートを使えば、作成にかかる時間も短縮できるでしょう。
また、親切にも相続関係説明図の書き方や、法定相続人の解説を動画配信しているサイトもありますから、ぜひ参考にしてみてください。
相続関係説明図の作成初心者でもわかりやすいでしょう。
ワードのテンプレートを使えば、必要な個所はこちらで手直しして編集できます。